< 舌・口腔粘膜の清掃もしましょう >

要介護者は、口腔内に長時間食物が残っていることも多く、舌と口腔粘膜には剥離上皮(はがれた口の中の粘膜細胞)が多くみられ、細菌の温床となります。
スポンジブラシによる清掃

歯がない場合(無歯顎)であっても粘膜の清掃は必要です。この様なスポンジブラシが便利で、回転させて汚れを取るようにします。
クルリーナーによる清掃


また口腔内に痰などの粘性の分泌物が多い場合には、このような特殊な歯ブラシ(クルリーナー)も便利です。

口腔乾燥については、患者が水分をとっているか、脱水がないかも含めたチェックが必要です。摂食嚥下障害があり、経管栄養や胃瘻(いろう)で栄養摂取されていて、口を使う機会がないと、口腔の廃用萎縮を起こし唾液の分泌も減少して口腔乾燥を起こすことがあります。口腔乾燥がさらに食物を飲み込みにくくすることがあります。
口腔乾燥症の口腔ケアは以下のように行います。
詳しくは歯科医師に相談して下さい。
1.口腔マッサージおよび唾液腺の刺激
2.咀嚼訓練
3.レモン水、冷水や氷を口に含む
4.人工唾液
5.保湿剤の使用
6.温感パック(唾液腺部)
7.歯みがき(回数を多く)
(兵庫県歯科医師会 『介護者のための口腔ケア』より)


