皆様よくご存じの『厚生労働省』管轄の『社会保険庁』による、
5000万件以上不明な年金記録や年金不払いの問題。
他の省庁でも、『天下り』や『談合』の問題など数え上げればきりがないほど、お役所の腐敗ぶりが報道されています。
例えば、数年前から問題視されていたインフルエンザの治療薬『タミフル』による突然死や異常行動。
では何故いままでその事実を『厚労省』は黙殺していたのでしょうか?
それはまず第一に、『タミフル』の輸入販売元の中外製薬は厚労省の役人の有力な『天下り』先のひとつであるからです。
第二に、本来中立な立場で、薬の副作用などを調査するためにつくられた、大学教授を中心とする厚労省の研究班。
ここにも中外製薬からの寄付金が送られていたからなのです。
『タミフル』は国家備蓄を含め、なんと全世界の販売量の大部分を日本が占めているという異常さです。
私たちは、従来のインフルエンザや新型のインフルエンザの特効薬という根拠に乏しい宣伝文句におどらされ、多額の税金をつぎ込んでまで製薬会社の売り上げに貢献しているのです。
「以前にもどこかで聞いた話だな?」
と思われた方も多いのではないでしょうか。
そのとおりです。スモン、薬害エイズ、薬害C型肝炎、イレッサ等に代表される薬害訴訟は昔から存在します。つまり、あいかわらずお役所の体質は改善されていないということのようです。
『出世』と『天下り』がお役人の最重要課題なのでしょう。
一方、『年金』と共に重要な『保険』はどうなっているのでしょう?
まず、近年やっと発表された、多くの民間の損害保険会社(損保)や生命保険会社(生保)が長年続けてきた多額の保険金不払い問題。
金融庁の指導があったとはいえ、今後も充分な注意が必要でしょう。
では、公的な健康保険(社会保険・国民健康保険)はどうでしょう?
残念ながら、このままではさらに悲惨な状況が予想されます。
『必要な治療は健康保険でまかなえる』という原則で、長年強制徴収される健康保険料。
ところが、政府やお役所の都合でドンドン勝手に改悪されています。
いざ病院にかからなければならなくなった時には、『この治療は保険がききません』といった保険はずしが増加しているのです。
長年まじめに健康保険料を納めても、保険では十分な治療が受けられないのならば、民間の保険金不払い問題よりも悪質なサギ行為と呼べるかもしれません。
膨大な情報が錯綜するこのご時世、やはり色々な局面で、私たち自身が賢くなり情報の中身を見極めて、生活を自己防衛しなければならないのでしょうか?
しかし実際には、個人レベルで、すべての情報の真偽のほどを判断するのは、不可能です。
そこで、拙著に記載されている有意義な情報を少しでもお役立ていただければ光栄です。
今後も折に触れ、「皆様の健康に有益な情報を発信させていただこう」と考えておりますので、宜しくお願い申し上げます。
2007年07月09日
2007年07月17日
口腔ケアの必要性
口腔ケアはなぜ必要でしょうか
要介護者も、最低1日1回の口腔清掃が必要です。
ご自分でできる方には洗面所への誘導や声かけを行ってください。
介助が必要な方には、口腔清掃を介助してください。
また、口の中の状態をチェックしてください。
● 口臭は?
● 歯ぐきから出血する?
● 入れ歯がおちる?
● 固いものが噛めない?
● 口の乾燥?
● 声がかすれる?
● 食事のときにむせる?
要介護者の口腔ケアは、むし歯や歯周病の予防に限らず、肺炎予防や口腔機能の維持のためにも必要です。胃瘻(いろう)や経管(チューブ)栄養で、口を使っていなくても口の中は汚れますので、そのような方も含めて、全ての要介護者に口腔の清掃は必ず行いましょう。


誤嚥すると必ず肺炎になるわけではありません。食物と同時に口腔や咽頭の細菌をともに誤嚥することが肺炎の発症に強く関係していると言われています。口腔ケアにより細菌を減少させることが予防につながります。
(兵庫県歯科医師会 『介護者のための口腔ケア』より)
2007年07月23日
口の構造・役割・疾患
<口の中はどうなっているの?>


口を構成している主なものに歯・舌・口唇・口蓋(こうがい)・頬などがあります。
口腔の入り口は上下の口唇からはじまり、左右の側面は頬、口腔の底には舌があり、歯肉(歯ぐき)には歯が生えています。
上方は口蓋(上あご)で、前方には硬い硬口蓋が、後方には軟らかい軟口蓋があり、その後部中央には口蓋垂が垂れ下がって、奥の咽頭へとつながっています。
<歯の構造 −硬組織とは?−>




歯には硬組織と歯髄が存在します。
硬組織にはエナメル質と象牙質とがあり、また、中には神経や血管・リンパ管が通っています。
エナメル質は、歯冠(歯ぐきの上に出ている部分)の表面を被っている人体の中でもっとも硬い組織で、象牙質は歯冠と歯根の大部分を占めるエナメル質より柔らかく痛みを感じる組織です。
セメント質とは、歯ぐきの下に埋まっている歯根の表面を被っている骨と同じくらいの硬さの組織です。エナメル質・象牙質・セメント質を歯の3大組織といいます。
(兵庫県歯科医師会 『介護者のための口腔ケア』より)
2007年07月30日
口の構造・役割・疾患2
<う蝕(むし歯)>

エナメル質にとどまっているむし歯をC1といい、まだ、痛みを感じることはありません。
むし歯が象牙質まで進行した状態をC2といい、冷たいものや甘いものがしみるなどの症状があらわれる場合が多くなります。むし歯が歯髄(神経)まで進行したものをC3といい、熱いものがしみたり、炎症を起こすとはげしい痛みをともないます。虫歯が更に進行し根しか残っていない状態をC4といい、炎症が根の先まで進行しているので、歯肉が腫れることがあります。
う蝕を放っておくと

むし歯を治さず放っておくと細菌がむし歯の穴から歯の中に侵入し感染を起こします。初期には冷たいもので痛みを起こしますが、炎症が歯髄全体に広がるにつれて熱いものがしみたり、ズキズキ痛んだり、噛むと痛むようになります。

さらに放っておくと、歯髄が腐ってしまい、細菌は根の先から外に出て顎の骨が感染し、根の先に膿がたまるようになります。
むし歯が進行し根の先に膿がたまり歯肉が腫れた状態を歯肉膿瘍といいます。
<健康な歯肉と歯周病の歯肉>
健康な歯肉をみてみよう

健康な歯肉はピンク色をしているのに対し、歯周病になると赤くなってきます。
歯と歯の間の歯肉の形は、健康な場合は、鋭角に尖っていますが、歯周病では丸く腫れています。
歯肉の固さは、歯周病になると柔らかくブヨブヨしてきます。
これらの変化は歯肉に炎症が起こっているためで、歯磨きで歯肉から出血するようなら歯周病にかかっている可能性があると考えられます。
歯周病はどのように進むのでしょうか

歯肉炎では歯肉が腫れて歯肉溝が深くなります。歯肉炎が進行してしまうと、歯槽骨が溶け始め、歯周ポケットができ歯周炎となります。ポケット内は歯周病菌が生息しやすい環境で、歯槽骨がより深く破壊され、歯を支える骨がなくなると歯が動き始めて、最後には自然に歯が抜けることもあります。
(兵庫県歯科医師会 『介護者のための口腔ケア』より)


